脳卒中後遺症こそ、手のひらで挑むやりがいがある。

脳卒中後遺症というと上下肢のマヒや言語障害などが目立ちます。歩ける方も多いのですが歩けないで寝たきりになる方も多い病気の一つです。事実、高齢者の方々の寝たきりは、脳卒中後遺症が一番の原因であるようです。私も十年ほどは歩けましたが、今年の2月に家の階段から落ちて脳神経外科に入院して、立って歩けなくなり車いすの生活になりました。

「手のひら療法」の本を読むと、治した症例のうちに脳の病が多いのに気づきます。「手だけで?」と思うのですが、それが私たちの誤った意識です。現代医学が100パーセント信頼できるのなら、その考えは、もろいかもしれませんが、現状ではそうではありません。手のひらや指で(外側から頭蓋骨を通して)頭の患部に触れ、心を病を起こしているあたりに持ってくるのです。その後に必要なのは、心の集中です。

理屈で考えられるのと、実際は違うかもしれません。できればよい事実を探し出し、まず現状の私の不快から逃れ出て、仕事ができるようになり,その力で同じような境遇にある人たちの役に立っていくつもりです。今、手から出る温もりに心を合わせ生きていきます。