「手のひら療法」とは、余分なことはしないことで、複雑高度な医療や世界に反対している。(山脈放送局より)

「手のひら療法」とは、よく考えてみれば、複雑で高度な医療や仕組みに物申すものですが、現在のあり方を否定するものでは、ありません。私らが子供であった昭和30年代のころには、お医者様に私の自宅で子供を診察してくださいというとお医者様が来てくれたものです。治療も今ほど複雑では、なく、シンプルだった気がします。いつからか日本では、高度で先進的な医療が好まれる様になりました。挙句の果てには、高い医療費や患者の階層的構造が目立つようになりました。

手のひら療法は、本来、お金のかかるものは、一切、使うことは、ありません。ですから高度な医療ではありません。コンピュータも細胞医療も関係ありません。あるのは余分なことをせず、体の自然な働きに、身をゆだねることです。術者の慈悲心が最大の効力です。慈悲心とは、仏教用語で、真のやさしさを意味するようです。

それがあれば、高度や高額でなくても、いいわけで、つつましい環境で生きていけます。家や自分自身には、「手のひら療法」を多用します。そうすれば福祉・医療費を恐れることは、ありません。